掘削(技術職)
先陣を切って
エネルギーを見つけ出す

役割
掘削機器を操作して、石油・天然ガス井の作井作業を行います。地層流体(石油、ガス、水)の坑井内への進入を監視しながら刻々と変わる地層の状況を的確に判断し、安全かつ迅速に坑井を掘削し、仕上げる技術者です。
主な業務内容
掘削の工程は大きく4段階に分けられます。
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Spud In(開坑)
海底面から掘削開始。
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BOP(防噴防止装置)の設置
強固な地層まで掘削後、安全のためにBOPを設置する作業。
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深い深度の掘削と調査
BOP設置後、さらに深く掘り進めて地層を調べ、石油やガスの有無を確認する作業。
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生産 or 廃坑
生産設備に接続、または調査を完了し廃棄する(掘削前の状態に戻す)作業。
主なポジション
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フロアマン
掘削現場の床(リグフロア)で作業。パイプや機材の取り扱いや泥の管理、清掃などを行い、掘削作業の基礎を学びます。
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デリックマン
櫓(デリック)の上部でパイプの設置・取り外しを担当。高所作業が多く、専門技術が求められます。
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ポンプマン
掘削泥水の比重や粘性を調整し、マッドポンプの監視・メンテナンスを担当。
掘削孔の冷却や岩石片の運搬に不可欠な役割です。 -
アシスタントドリラー
ドリラーの補佐として掘削作業をサポート。操作や現場指揮を学び、ドリラー職へのステップとなります。
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ドリラー
掘削作業の責任者。主要掘削機器の操作や進捗管理、安全かつ効率的な掘削を指揮します。
近年はコンピュータ制御での操作も増えています。 -
ツールプッシャー
掘削クルー全体を統括。現場の安全管理、人員や資材の管理を行い、複数クルーをまとめてプロジェクトの成功を支えます。
1日の過ごし方
掘削職は、昼番(12:00~24:00)と夜番(24:00~12:00)の交代勤務となります。
勤務時間が異なるだけで、基本的には朝番も夜番も同じタイムスケジュールで過ごします。
(※以下は昼番の一例です)
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10:30起床
朝食(昼食)、シャワー、身支度などを済ませます。
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11:30引き継ぎ・打ち合わせ
夜番クルーとの業務引き継ぎ、ミーティングへ参加します。
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12:00始業
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15:00お茶休憩
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15:30作業再開
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17:00交代で夕食
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18:00作業再開
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21:00お茶休憩
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21:30作業再開
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23:30夜番クルーとの業務引き継ぎ
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24:00終業後、夜食やシャワー
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01:00自由時間
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03:00就寝
やりがい
掘削作業は、地層の性質や掘進の方法など、工程ごとに高度な知識と技術が求められます。経験を積むたびに新しい知識を身につけ、自分の判断や技術で次の工程を前に進められた時、大きな達成感とともに、自身の成長を実感できます。
さらに、日本のように資源の限られた国において、エネルギーの安定供給を支える掘削の仕事は、社会的にも大きな意味を持ちます。地中深く掘り進めた結果が、やがて社会のエネルギーになる。その瞬間に立ち会えることが、この仕事の大きなやりがいです。
この職種で活躍するスタッフ
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Tool Pusher / Z.K. -
Assistant Driller / K.K.